リバロス ブレイドウィザード76ML
モフィー60LS(ロングステア)
プロトモデル
ステラC3000XG
PEライン1号&フロロカーボンリーダー14ポンド
プラウ75SL
ネットバンド ブラック
長野県 犀川(さいがわ)
2023年1月22日
午後4時40分
晴れのち曇り
4℃
6℃
アングラー:PELEDONA(ペレドーナ) 長野県松本市在住

何やら危険な香りのするダンボール箱で届けられた、
『モフィー60SS』&『モフィー60LS』&『バイラ70SPD』たち。
「さぁ、次は君の出番ですよ! 『モフィー60LS』…」
ということで、再び犀川に向かった。

冬季の犀川の釣り。
普通であれば3つの新作ミノーのなかでは、
真っ先に出番が来るであろう『モフィー60LS』。
でもぼくはここ何年も表層から中層を狙った釣りをしてきたため、
はっきり言ってディープレンジの釣りは忘れてしまいました…(笑)
なのであくまでも自分なりのスタイルで『モフィー60LS』を使っていく。

そこは、太い流れが岩盤に当たり、緩やかなヒラキに流れていくラン。
もちろん岩盤際はえぐれ、深さも十分。
手前は深いが流れがないため、岩盤際をタイトに狙っていく。
クロスキャストで水没している岩盤上にあえて乗せて、
一気に岩盤際までリトリーブ。
そしてややテンションフォールを入れ、ワンアクションを入れて誘っていく。

数投後…
岩盤際についていただろう鱒が、ついにバイトした。
『モフィー60LS』を食い上げて、そのまま下へ一気に潜る。
『リバロス ブレイドウィザード76ML』が強烈に曲がる様子から、
これはコンディションのいい鱒に違いない。

流れに乗りながら移動しつつ強烈なヘッドシェイク。
さらに重量感のある走り。
そして、温存している体力を発揮した最後の激しいあがき。

寒い冬の犀川で最高に楽しませてくれたのは、
グッドコンディションのブラウントラウトだった。

「『モフィー60LS』のような体型だもの… それは強烈だよ…(笑)」
なんて独り言を言っていた矢先、魚がランディングネットから脱走!
まさに最後のあがき!(笑)

何とかオサラバは阻止できたが、撮影をしようとするぼくの手には…
「スマホがなーい!」
すると、ランディングネットの中に水没して光るスマートフォンが…
あぶない、あぶない。
あわよくばランディングネットの中で光るスマホを呆然と眺め、
その後、笑顔で自撮りして凹むところだった…(笑)

無事に魚体撮影を終了して優しくリリースしようとするも、
ブラウントラウトは勝手に泳ぎ去ってしまい、オートリリースとなりました。
最後の最後まで… 激しく楽しませてくれてありがとう…(笑)

『モフィー60SS』&『モフィー60LS』&『バイラ70SPD』の3つの新作ミノーで、
新年早々に素晴らしい鱒たちと出会うことができ、
2023年は最高のスタートを切ることができた。

さらには今年、発売が停止されていた『ロンズ7FS』が復活するらしいから、
温存していた製品たちも思い切り使うことができる。
今季の鱒たちは大忙しになりそうですね〜