リバロス ブレイドウィザード86H
ロンズ フローティング9cm
HSレモン/チャートパー
ヴァンキッシュC3000MHG
PEライン1.2号&フロロカーボンリーダー16ポンド
ブレイドバー ガンメタ
富山県 黒部川(くろべがわ)
2022年4月20日
午前7時
晴れ
未計測
未計測
怒りのAFGHAN(いかりのアフガン) 長野県長野市在住

春、サクラマスシーズンの到来だ。
年々遡上数が減っているようで、厳しいサクラマス釣り。

1泊2日の日程でサクラマス釣行に出た。
幸い数日前に今年一番の増水があり、チャンスと睨んだ。
初日の午後に現地へ到着し、下見を行った。
そして良さそうなランに。

『ロンズ フローティング9cm』をチョイス。
ロッドは新しい『リバロス ブレイドウィザード86H』。
糸抜けが良く、遠投ができ、軽快で、
トゥイッチなどの操作も全然苦にならず、1日振り倒せて快適。
初日は無反応で終わり、早々に温泉へと足を運んだ。

翌日。
起きると既にお目当てのポイントは先行者が釣っていたので、下流へと移動。
サクラマスのいそうなポイントを見つけて、
釣り下って探っていったが、コンタクトは得られない。

朝日が気持ちよくフィールドを照らし始めた。
同じランを、今度は釣り上がっていく。しかし、魚からコンタクトは無い。
場所を変えようと考えたが、
「ここはいるだろっ!」
との思いで、このポイントで粘ることに。

実は今回の釣行の前に、ここぞという場面のために、
親友から最終兵器を託されていた。
それは親友が数々の魚たちの怨念を染み込ませた、
『ロンズ フローティング9cm』のHSレモン/チャートパー。
力を借りる気持ちでこの最終兵器にチェンジした。
これで釣果は間違いないだろう、と信じる。

流れを横切らせながら、
『ロンズ フローティング9cm』をスイングさせること3投目。
流心を過ぎたあたりで、真下から大きな影が…
『ロンズ フローティング9cm』が消える…
すかさずアワセると、強烈な引きと共に、
ギラギラと朝日を反射させて大きな魚体が輝いた。
「サクラマスだ!」

流石は怨念のHSレモン/チャートパーだ!
すぐさまローリングファイトが始まった。
『リバロス ブレイドウィザード86H』が柔軟なブランクでいなしてくれる。
柔軟なロッドだが、曲がってもしっかり張りがあり、
大型のサクラマスでもしっかりと主導権を握らせてくれるパワーがある。

ファイトを続け、魚を流れに乗せて、浅場へ誘導する。
そして、その勢いでランディングした。

日ごろの運動不足で、手はプルプル、足はガクガクになったが、
自分と同じようなプリップリッ体形のサクラマスに出会うことができた。
朝日に輝くサクラマス。
まさに川の宝石と呼ばれるにふさわしい美しさ。
余韻に浸り、この一匹に満足し、早々に川を後にした。

これからハイシーズンのサクラマス釣り。
新しい相棒の『リバロス ブレイドウィザード86H』と共に、新たな夢を!
夢は無限だ。

PS:
怨念の『ロンズ フローティング9cm』を託してくれた親友に感謝したい。
次は2人でこの川に立てることを…