リバロス キャニオニック52ML
モフィー50SS(シャローステア)
鬼のグラデーション(出商店・オリジナルカラー)
カーディナルC3
PEライン0.8号&ナイロンリーダー8ポンド
信越地方の某山岳渓流
2021年9月下旬
さまざま
晴れ
未計測
未計測
アングラー:長野のJustin HieHer(ながののジャスティン ヒーハー) 長野県長野市在住

2021年は新型コロナウイルスによる移動自粛を念頭に置き、
行きたい他県のホーム河川には足を運ばず。
さらには家庭内の事情で、短時間の釣りしかできず、
丸1日の釣りをしないまま9月に。

同じような境遇の仲間と、禁漁になる前のほんの1日だけ、
やっとのことでフルに1日、川で遊ぶことができました。
そんな日に釣れたお魚たちのご報告です。

そこは標高1,200mほどのハイランドを流れる山岳渓流。
イワナしかいないだろっていう雰囲気の場所なのですが、
実はコッソリ、しっかりとヤマメもいたりして(笑)。
イワナだけが生息している似たような山岳渓流なら、
地元の長野県や周辺には無数にあるわけですから、
ここなら他のアングラーとの競争率は低い。
脳内の河川地図がどれだけあるかが、
思いっきり釣果に響いてくると思うわけですね。

さて、川にエントリーして真っ先にキャストしたのは、
スプリーモの関さんが勝手に送り付けてきた、
新作『モフィー』のプロトモデル。
すぐに泣き尺イワナや豆ヤマメのオンパレードとなりました。
プロトモデルですので、写真でお見せできないのが残念ですが、
こんなミノープラグを考えるスプリーモの関さんは、
日本のラウリラパラだとボクは思う、本当に。

そのまま釣り上がり、
赤とんぼの群れが固まって飛んでいるエリアに来ると、
釣れるヤマメのサイズが上がり出した!

中には、飛んでいる赤とんぼにライズしている強者も!
そのライズの中で、ひときわ派手に水飛沫を上げている尺モノに、ボク…
「ロックオン(笑)」

ちょっと水辺から離れて、距離を保ち、どこから尺モノが飛び出すのか、
そして、狙われる赤とんぼの進行方向のパターンを観察する。

「ははーん、なるほどねぇ」
赤とんぼが水面にタッチダウンする寸前に、
「ボガン!」
と出ています。

そういう時は『モフィー50SS』。
テンプラキャストでまずビチャンと水面に落とし、
高速回収(『モフィー50SS』の水流撹乱を意識して)。
途中の瀬を利用して、また軽く跳ね上げて、
ビチャン! ビラビラビラー!!
それを2キャスト繰り返して、
3キャスト目に、尺モノはボクに落とされました(笑)。

『モフィー50SS』丸呑みです。
秋なのに、食欲旺盛な欲張りなお魚。

エラを傷つけないよう、素早く『モフィー50SS』を摘出して、
「サヨウナラ〜」
そんなに食い意地はっていると、また釣られるぞー(ボクに、笑)。

こういう、製品パッケージにもどこにも書いていない、
その場、その時のシチュエーションにずばり対応できる、
性能の幅の広さがスプリーモルアーの魅力ですね。
この尺モノのように、水面下5cmくらいの勝負で、
こんな駆け引きができるマスプロダクションルアーは、
他に見たことがないですよ。

今年もどれだけ釣りに行けるかわかりませんが、
スプリーモのルアーやロッドに頼りまくります、きっと。
2022年もよろしく頼みますよ、スプリーモさ〜ん!