リバロス ブレイドウィザード810XH
ロンズ スローシンキング9cm
ケイムラクチボソシルバー
(出商店・オリジナルカラー)
ステラ4000XG
PEライン1.5号&フロロカーボンリーダー23ポンド
プラウ90SL
ネットバンド ココアブラウン
長野県 犀川(さいがわ)
2022年1月20日
午後5時前ごろ
雪のち曇り
1℃
5℃
アングラー:PELEDONA(ペレドーナ) 長野県松本市在住

今年は新年早々に素晴らしいブラウントラウトに出会うことができ、
いいスタートを切ることができた。

今日は仕事が少し早く終わったが、
それでも予定より長引いたために、すでに午後3時。
少し迷ったが、犀川へ向かう。
道中は途中から吹雪のなか、
午後4時前にはなんとか到着することができた。

普通に考えれば、
「こんな状態で、この時間からやるのか?」
いや… むしろ帰るだろ…(笑)。
ぼくはちょっとおかしいらしい…
なぜなら…
目当てのランを見てすぐに感じた…
「これは出るな」

いい感じの雪…
そして、普段より利いている流れ…
すぐさま準備をしてエントリーする。
しかし、のらないアタリが一度あったきりでランを探り終えた。
時間的にまだ少しは釣りができる。
流し終えたばかりのランを再び頭から釣り下る。

そしてランの半ば辺りになり、やはりその時はきた。
『ロンズ スローシンキング9cm』を強烈な勢いで食い上げるアタリ。
すでに午後5時を過ぎ、薄暗いなか、
水面で大型の鱒が、これでもかと激しい抵抗を見せる。
ゆっくりヤリトリをしたいところだか、
時間を考えると、やや強引な勝負を仕掛けるしかない。

一度落ち着かせ、動きが止まるやいなや、すかさず寄せていく。
その勢いのままランディングに持ち込みたいところだったが、
やはりそこは大型の鱒。
最後の抵抗は凄まじかった。
少々ミスランディングではあったが、この闘いに終止符を打った。

太くコンディションのいいブラウントラウトだ。
そして最高のブラウントラウトの横には…
旧モデルの『リバロス ブレイドウィザード』ではなく、
新しい『リバロス ブレイドウィザード810XH』。

なぜだろう…
ぼくはこの事を、
すぐに誰かに伝えなければいけないと心の中で思った…(笑)。

川から上がるころには、辺りはすでに真っ暗になり、
『プラウ90SL』や『リバロス ブレイドウィザード810XH』、
そしてウェーダーまでもが凍りついていた。

「早くお風呂に入りたい…」
いや、それより先に早く伝えなければ…
「今日は新しい『リバロス ブレイドウィザード』でしたよ(笑)」
そう念を送り、胸をなでおろしながら川をあとにした。