リバロス キャニオニック60L
バイラ50M(ミディアム)
HSサンバーンヤマメ(ハイシーズンカラー)
ステラC2500HGS
PEライン0.8号&フロロカーボンリーダー8ポンド
プラウ40S ブルー
中部地方 某山岳河川
2019年6月23日
午後1時ごろ
曇り
未計測
未計測
アングラー:PELEDONA(ペレドーナ) 長野県松本市在住

とある休日。
まだ朝なのに…
僕は起きてしまった。

そして枕の横には、
長野県の出商店さんから送られてきたばかりの小包…
箱を開けずとも、僕には中身が分かる(注文した本人だから)。
いざ小包を開封すると、
怪しく輝くホロリウムが僕を完全に目覚めさせてしまった(笑)。

発売されたばかりのハイシーズンカラーの、
「HSサンバーンヤマメ」をごっそり持って、
僕は通い慣れた山岳の川へ向かった。

朝マヅメをとうに過ぎた午前10時からエントリーを開始。
ヤマメやイワナに遊んでもらいながら、釣り進むこと約2時間。
到着したランの最終の流れ込みへ向かう途中、
プールのひらきに巨大な魚の影が…
すぐさま足を止め、手をかけていた大岩に体を隠し、確認する。
「ニジマスか? しかしこの時間にこんなところに?」

その大鱒はフラフラと回遊しているわけではなく、
ゆっくりと落ち着いた様子で少しずつ上流へ上がっている…
「これはいける」
『バイラ50XH』から『バイラ50M』にルアーを付け換え、
大鱒の上流斜め横へキャスト。
表層をリトリーブして大鱒の真横に『バイラ50M』が差し掛かったとき…
「動いた」
大鱒が浮いてきたところで、
『バイラ50M』にリアクションを入れてから、フォール…
「食われたっ(笑)」

大鱒は強烈な魚体の回転にひねりを加えてくる。
さらには走る。そして再び激しいローリング。
ニジマスじゃない。でもイワナでもない。
「まさかあいつなのか?」
しばらくやり取りをして寄せてきたとき、ついに正体が。

『プラウ40S』には少々厳しい魚体サイズだが、
ずり上げられる場所がないため、強引にネットイン!

下流のダムからここまで上がってきたのであろうその個体は、
丸々と太ったコンディションのいいブラウントラウトだった。

この川には10年ほど通っているが、一度も出会ったことはなかった。
でも、可能性はゼロではなかった。

それにしても素晴らしいブラウントラウトだ。
今回も素晴らしい鱒に会うことができ、いい休日になりました。
こんな予想外の出会いがあるなんて…
早起きは三文の徳、と言うことでしょうか?
また休日、まだ朝なのに、目覚められるといいな…(笑)