リバロス キャニオニック60M
リバロス キャニオニック52ML
バイラ50XH(エクストラヘビー)
Sブラック/オレンジ
Sアユ
セルテート2004CH
PEライン0.8号&フロロカーボンリーダー6ポンド
ブレイドバー ガンメタ
長野県 千曲川(ちくまがわ)
2016年4月18日
午前11時から
曇り
未計測
11.5℃
アングラー:坂谷内康明(さかやち やすあき) 長野県北佐久郡在住

今年の春は仕事に余裕がある。
前日は雨、必然足は川へ。この魔力にはあらがえません。

桜は満開。
一気に暖かくなり、川の中も生命感に溢れてきた。
大きな淵からはキャストの度にワラワラとチェイスが。
いったいこの魚たちは、半月前はどこに隠れていたのか…

増水からの引き際のタイミング、水色もなかなか!
落ち込みの白泡の頭に打ち込んだ『バイラ50XH』を、
広がる白泡の下層まで一気に沈める。
ボトムをイメージし、根掛りをギリギリかわしながら、
フォールとポップを繰り返して流れを縦に通しつつ誘う。

少し大きな落ち込み下からよいイワナが出た。
背中から頭周りに掛けて、錆びたように焦げ茶の色が入ったイワナ。

ガングロメイクの34cm。
「よし、よし!」
気分も上々。

それにしても、落ち葉がやたらと流れてくる。
「は、は〜ん、あそこが増水しているな」
車に戻り上流に移動すると、切り立った谷間を流れるエリアへ。
予想どおりに普段より増水した流れを、
流下してくる落ち葉の猛攻をかわしながら釣り上がっていくと、
大岩の影からまたもよいイワナが。

パッチリとした目に、シャクれて割れた口をした悪ガキ顔の32cm。
さらに気分はアゲ、アゲ!

ところが、車に戻る途中で悲劇が(諸事情のため詳細は隠匿)!
一気に地獄にたたき落とされて、ため息混じりで帰途に就く…

それでも、帰り道の途中、
ヤマメのよいエリアがあまりに水色抜群に見えたので、
ロッドを『リバロス キャニオニック52ML』に持ち替えて川に入ってみると、
目ぼしいポイントごとに20cm強のふっくらとしたヤマメが。

小一時間で2桁のヤマメたちを釣ることができ、
ラストの夕マヅメには9寸のヤマメまで顔を出してくれた。
最近は数釣りを避けていたが、今日は特別。
「落ち込む自分を、ヤマメたちが励ましてくれた!」
勝手に良いように解釈して帰宅した。

でも、まだ、傷心(釣り場での滑落や転倒には気をつけましょう!)。