釣りを再開して6年生の今年、2月16日は天竜川の解禁！
しかし今年は解禁日が平日で仕事も休めず。
当日は朝から釣り友達の皆さんからの報告で携帯電話のSNSが鳴りっぱなしで、
外のようすが気になる一日を過ごしていました。

それから悶々とした4日間を過ごし、前夜の飲み会の頭痛と多少戦いながら、
午前7時に待ちに待った天竜川の脇に立ちました。

キャップを脱ぎ、大きく一礼し川に入る。
焦らずゆっくり攻めようと決め、
ためらいなく手にしたロッドは大好きな『リバロス ブレイドウィザード70L』！
今年最初のランは、家から一番近く、
自分が釣りを再開してここまでのめり込むきっかけとなった思い出の場所。
昨年とは変わった流れのなかに、
『ロンズ スローシンキング7cm』の泳ぎを実感できる。やっぱり楽しい。
いつもより多少長い区間をひと流しし、次のランへ下る。

このランも今までいろんな方とたくさんの思い出を積んだ場所。
お決まりのレインボートラウトのピンポイントは異常なし…
流れがゆっくりの区間となり、
イワナ狙いを意識して『ロンズ』のカラーを今までの暗めのものから、
派手なピンク（通称：キャンディー）に交換し再スタート。
すると…

「ククンッ！」
「うん？」
忘れていたアタリの感触のような？
とりあえずゆっくり、でも大きめにアワセを入れると。
「ググーン」
スプール交換してテンション調整が半端であったドラグが鳴り、
どんどんPEラインが出される。
「来たぞ！」
の喜びより、まず、ドラグを適正値に合わせて確実に取り込まなければ。

焦らず慎重にドラグを調整しランディングの体勢作りに集中するなか、
今日は解禁後初の休日というためもあったのか、
2月16日の解禁初日同様に携帯電話のメール着信音が鳴り出す。
「もう、誰だよ…」　
今はメールどころじゃない！ とにかくあいつを上げなければ！
重い魚体をどうにか『プラウ75SL』に入れひと安心。

改めて見たのは、しっかりと『ロンズ』を食いあげた体高のある本流イワナ。
お腹もパンパンな状態、上がってくれてありがとう！

感謝の気持ちと記念のために、恒例の写真撮影を携帯電話のカメラで開始。
あんな角度、こんなポーズとやっているうちに、携帯電話が川で泳ぎ…
タッチパネルが使えない状態を克服しながらも、どうにか撮影終了。
天竜川で一緒に、またシーズン以外でも遊んでいただいている皆さんにもこの喜びを伝えよう！

「そう言えばさっきメール着信音が鳴っていたなあ？」
と思い出し画面を確認すると、そこには「スプリーモ 関さん」からの新着メール。
天竜川の状況を心配される内容のメールに、思わず、
「既に釣りました〜」
の返信を早速イワナの写真付きでご報告。

撮影に苦慮し、イワナを大切に扱い、自分のシャツの袖口が濡れてしまった事もあり、
良い気持ちのまま欲をかかずにあがると決め、この日はこれで終了。

お祝いの電話やメールをたくさんいただき、
同じように喜んでいただける皆さんに囲まれながら、
6年生から中学生への、私の釣り進級試験後期がスタートしました。