リバロス ブレイドウィザード86MH
ロンズ スローシンキング9cm Sブラック/オレンジ
ステラ4000XG
PEライン16ポンド&ナイロンリーダー17.5ポンド
長野県 犀川(さいがわ)
2015年10月25日
午後3時
晴れ
未計測
15℃
アングラー:池田 勇介(いけだ ゆうすけ) 長野県諏訪郡在住

他の河川が禁漁を迎えるなか、
通年釣りができる貴重なフィールドの犀川殖産漁協エリア。
同時にそんな貴重な釣り場は、
多くのアングラーで賑わうのが恒例となった10月には、
何処のポイントも順番待ちの状態となります。

今年の春先よりそれなりの釣果に恵まれ、
なかなか充実した犀川ライフを送っていた私ですが、
「これからが最盛期!」
という6月から時間の都合や川の状況が合わず、
完全にオフシーズン状態に入っていました。
10月も終わりに差し掛かったそんな日曜に、ようやく釣りに行くことが叶いました。

昼近くに犀川殖産漁協エリアの釣り場に到着し、
入るポイントを上流域から探しながら下っていくも、
何処も必ず釣り人が入っており、なかなかポイントを決められませんでした。
先行者の上流側に入らせていただこうとも思ったのですが、
昨年犀川で知り合ったお仲間に教えてもらった、
ちょっとエントリーするのに大変なポイントに入ってみることに…

流石に先客もいなく、歩いて行ける一番上流の瀬から流し始めました。
早々に小さいながらもレインボーを1匹釣り、
久々に釣れたその魚に胸を撫で下ろし、更に瀬を流していきました。

大きく湾曲した対岸に大岩が入った深瀬に差し掛かり、
対岸側を『ロンズ スローシンキング9cm』で念入りに攻めていると、
その時はやってきました。
着水した『ロンズ スローシンキング9cm』を対岸沿いに送り込んで、
ドリフトし始めた時に、
「ドンッ」
と、アタリ。
二度アワセを入れても深瀬の奥で動かない相手に、
「最近放流されたジャンボニジマスか?」
と少し思ったのですが、5分、いや10分くらいか、一向に動きません。
徐々にラインプレッシャーを強めていくと、
「ゴンッゴンッ」
と重くて振りの大きなヘッドシェイクが伝わってきて、
相手は大型のブラウントラウトと確信しました。
何度か沖に走られながらも楽しませてくれたのは、
67cmほどの立派なオスのブラウントラウトでした。

なかなか釣りに行けずに溜まっていたモヤモヤを吹き飛ばす1匹となりました。

これだから本流マス釣りはやめられないのでしょうね。