リバロス ブレイドウィザード80M
ロンズ スローシンキング9cm Gウグイ
ステラ4000XG
PEライン16ポンド&ナイロンリーダー16ポンド
プラウ90SL
ブレイドバー ガンメタ
ネットバンド ブラック
コットンツイル・ロゴキャップ ダークオリーブ
北海道 十勝川(とかちがわ)
2015年8月28日
午後4時30分ごろ
曇り
17℃
15.4℃
アングラー:STEW熊澤(シチューくまざわ) 北海道帯広市在住

お盆前のゲリラ豪雨から続いていた濁りと増水が落ち着き、
状況が良くなった十勝川本流。
久しぶりの本流鱒釣りにワクワクしながら準備を済ませ、
河原を歩くこと数分、ポイントに到着。

「あっ」
やっちまった。
ポイントに着くまで気づかないとは…
ロッドを車に忘れてきた。
毎回のように残念なことが起こる…

大急ぎで車まで戻り、ようやく釣り始める。

対岸のブロック際を丹念に探っていると、
流下中の『ロンズ スローシンキング9cm』が何者かに襲われた。
アワセを入れる間もなく魚は下流に猛ダッシュ。
何もできないままフックが外れてしまった。
あまりの悔しさでしばしボーゼンと立ちすくむ。

その後は小さなニジマスと戯れ、気がつけばもう夕方。
最後に選んだのは長い深瀬。

ベイトフィッシュとなる、ウグイの稚魚、ドジョウがたくさん泳いでいる。
リーダーを交換し『ロンズ スローシンキング9cm』Gウグイを固く結ぶ。
深瀬の頭から釣っていくとガツンとアタリが来たが、
ジャンプ一発で再びバラしてしまう。
そのままランの中間ぐらいまで釣り下った所は、
倒木が沈み、その周りが深く掘れている。

根掛かりを覚悟で思いっきり攻めてみると、
「グゥー」
と竿先が絞り込まれる。

「魚か?」
「北海道か?」
「倒木か?」

引っ張ると動く 、どうやら魚のようだ!

「ドッバーン」
と素敵なジャンプを披露し、ドラグを全開で鳴らして下流に走っていく。
50mほど下った所でようやく止まった。
慎重に少しずつ距離を詰め、無事ランディング。
『プラウ90SL』に横たわる、太く筋肉質な魚体の大型ニジマス。

写真を撮り、大きさを測る。

夢の60cm超えか?

10mm足りない…
何回計っても10mm足りない…
「…59cm」
前回の58cmに続き、日高山脈より高い60cmの壁…

次こそは壁を超えたいな。
まずは男らしく、日高山脈を登頂してこよう。