リバロス ブレイドウィザード70L
ディノバ65MR(ミディアムランナー) Sブラック/オレンジ
ロンズ スローシンキング7cm
(アングラーズパラダイス・オリジナルカラー)
ステラ2500HGS
PEライン0.6号(12.6ポンド)&ナイロンリーダー11ポンド
プラウ75SL
ブレイドバー ガンメタ&ブロンズ
メッシュバック・ロゴキャップ カーキ/ダークブラウン
長野県 天竜川(てんりゅうがわ)
2015年5月25日&5月28日
午前11時30分〜午後1時30分
晴れ
未計測
17〜19℃
アングラー:松澤 敏之(まつざわ としゆき)長野県下伊那郡在住

このところ、仲間たちからもポツポツと釣果が聞かれるようになってきた天竜川。
そんななか、独りでまとまった釣果を上げている、
ミラクルマン(自称・スプリーモ伊那支部の植田隊長)がいる。
その好調なお話を聞いたら居ても立ってもいられなくなり、
何とか、いや無理やりお昼休みを挟んだ釣り時間を作り、天竜川へと向かった。

5月25日。
この日チャレンジした場所は、プロショップ「アングラーズパラダイス」山本店長より、
「あそこでルアー投げてみて、絶対いいよ!」
と教えていただいた場所。自分にとっては未知のポイントでした。
そして、今回も天竜川ではお決まりとなった、
『リバロス ブレイドウィザード70L』とPEライン0.6号の組み合わせだ。

やぶを下り、川へとアプローチする。ちょっと様子見のつもりで、
『ディノバ65MR』Gライム/オレンジをアップクロスにキャストし、速いトゥイッチを入れる。
すると早くも1投目から、ルアーの後ろにジグザグと猛スピードでじゃれつく、
40pはあろうかという大アマゴが現れた。
尾ビレ上下の縁に鮮やかなオレンジ色が見える。
しかし、その大アマゴは『ディノバ65MR』を咥えることなく深みへと消え、
二度と姿を見せる事はありませんでした。

その後しばらく釣り下ると、30pほどのニジマスが足元でヒットしたのですが、
ネットで掬うのをためらい、犬の散歩状態で岸へ誘導中にサヨナラしてしまった…
魚は確かに居る。いや、今まで釣ってきたエリアよりかなり魚影は濃い。
もう一度、先程よりさらに上流から流してみることにし、
『ディノバ65MR』Sブラック/オレンジで釣り下る。
数投すると今シーズン初の天竜アマゴ28pがヒット! 超幅広のギンピカ君でした。

写真を撮り終え次の1投。
下流に送り込んでいる最中の『ディノバ65MR』Sブラック/オレンジが抑え込まれた。
トルクのある走りで底へ底へと潜ろうとする。
岸際には大岩がゴロゴロしているのでファイトには注意が必要だ。
格闘の末『プラウ75SL』に収まったのは44pのニジマス君。

これまたでっぷりとした素晴らしい体型でした。
2時間程度の釣りで、キャッチできたのはこの2匹でしたが、
他に大型のチェイスも何度かあり、
低迷中であったはずの天竜川で的確なポイント選択をいただいた山本店長に感謝し、
この日は釣り場を後にした。

5月28日。
前回の感触が忘れられず、同じ場所からスタート。
今回も『リバロス ブレイドウィザード70L』とPEライン0.6号、
『ディノバ65MR』Sブラック/オレンジで釣り始める。
1段目の瀬、異常なし…
2段目、異常なし…
3段目の瀬を5投ほどした時に… ヒット!

一気に下流へ走られる。足場が悪いのでこれ以上魚に付いて下ることはできない。
流速があるので、ガチファイトをして寄せる事は不可能と判断すると、
一か八かラインテンションを緩め、魚に自力で上ってきてもらうしかない。
覚悟を決めロッドのテンションを緩めた。
すると落ち着きを取り戻した魚はゆっくり上流に向かって泳ぎだした。
魚に気付かれないよう微妙なテンションを保ちながらリールを巻く。
たまに頭を軽く水面方向へ浮かせたり、緩めたり…
そうこうしていると魚が自分の正面に来た。

「勝負時だ。もう下らせない!」
こんな時、『リバロス ブレイドウィザード70L』のしなやかさと、
トルクのあるパラボリックアクションが最強の武器となる。
しばらく抵抗するものの、やっと『プラウ75SL』に横たわったのは47p!
これまた例にもれず、でっぷりとしたニジマス君でした。

今シーズンの度重なる男爵くん(真鯉)たちとのファイトのなかで学んだ、
ラインテンションフリーのテクニックですが、必ずしもうまくいくとは限りませんでした。
最悪の場合、自由にラインを出されそれまで! となってしまうのですが、
今回は運も味方してくれたようです。
ロッド2本分とってあったリーダーは根ズレでボロボロでした。
次回以降、水温の上昇に伴い暴力的なファイトをするマスたちに備え、
ラインシステムを見直したほうが良さそうです。

その後、上流の瀬へと移動し『ロンズ スローシンキング7cm』の、
プロショップ「アングラーズパラダイス」オリジナルカラーで、
34pのイワナ、41pのニジマスと出会うことができ、満足してロッドを納めた。

今年の天竜川、止っていた針が一気に動き出したようです。
この釣果報告を自称・スプリーモ伊那支部の植田隊長に報告すると、
「私が分けた運を使ったから、3倍返しだ!」
とおっしゃっておりました。

いいですとも、僕の運を使って3倍釣り上げてください!
その後、僕にもさらに3倍返しでお願いしますね。