リバロス ブレイドウィザード76ML
ディノバ65MR(ミディアムランナー)
Sブラック/オレンジ
14ステラC2500HGS
PEライン0.8号&ナイロンリーダー11ポンド
プラウ75SL
ブレイドバー シルバー
ネットバンド グレー
メッシュバック・ロゴキャップ ネイビー/カーキ
長野県 天竜川(てんりゅうがわ)
2015年5月23日
午前11時40分
曇り
未計測
17℃
アングラー:植田 学(うえだ まなぶ) 長野県上伊那郡在住

「うぉ〜っ!」
これが第一声でした。

久しぶりの『オーナーズパーティー!』へのエントリーになります。
釣り5.5年生の自分は、
「何か釣れないな〜」
という不安のようなものを感じながら、周りの友人の方々も、
「何か変だよね?」
というのが、今季の天竜川のスタートでした。

「昔の天竜に戻っちゃったのかな? 今年は変だよね?」
という会話が友人たちの間で飛び交うものの、
自分が本格的に釣りを再開しだしたのは5年前。
比較しようにも自分には経験が浅く、記憶があるのは小学生のころ…
「とにかく毎週通えばその会話も理解できるかも?」
と、懲りずに大好きな天竜川へ毎週通う生活を続けていました。

その結果かは「?」ですが、どうにかイワナ、レインボーと立て続けに釣果が出だし、
今年の天竜川の厳しい状況の中では、
結果が出始めた自分は逆に周りから羨ましがられる状態でした。
プロショップ「アングラーズパラダイス」が創作した、
『ロンズ スローシンキング7cm』オリジナルカラーの到着と同時に、
また天竜川で結果を出せたことに対しても賛美をいただいていました。
「釣り5.5年生としては、ここで調子に乗ってはいけない!」
と決めていました。

結果として釣果は出ていましたが、その後、
ラインのアワセ切れ、アワセ忘れでさよなら、など失敗が続き、
自分では納得がいかず、どうしたらいいのか答えが見えなくなり始めていました。
そんななか、このタイミングで会社の個人休暇制度を使い、
釣りざんまい生活を宣言し、
5月21日の朝5時から天竜川入り浸りの生活をスタート。

連休初日は、周囲の山の最も遅い冠雪記録が更新された寒い日。
前夜には雷と豪雨。
結果を求めても焦りが増すだけと気持ちを切り替え、今年活性の良いポイントへ。
増水で濁りのなかをどうしてもしっかり流したいと、
『リバロス ブレイドウィザード76ML』に『ディノバ80MDR』を強引にセットし、
釣り始めてから数分すると、いきなり、
「ドン、ジーー!」
ジャ〜ンプ、しかし重すぎてアワセることができず、
次のジャンプとともにテンションが消えました。

初日の12時間の格闘は、このバラしでおしまい。
翌日も朝5時に天竜川へ出たものの、寒さで退散。
そして3日目の本日、
飽きもせず朝5時には川に下りて4時間ほど流すも、何も気配なし。
気負いは厳禁といったん家に帰ってくつろいでいると、友人の松澤さんから、
「川に出ているよ!(おいで!)」
の連絡が入りました。
松澤さんのいる場所は、初日にジャンプ一発でしっかりやられたあのポイント…
「今日は遊びでいいかな?」
と本当に気持ちを整理し、大好きな『リバロス ブレイドウィザード76ML』を持ち、
そのポイントに松澤さんを見つけてすぐ後ろに入らせていただきました。

数分釣り下り、一昨日やられた地点も通過。
ここ数日で『ロンズ』と『ディノバ』をいっぱい根掛かりして、
この場所では悔しい思いをしているが、
「散々根掛かりしているけど、松澤さんが流した直後。思い切り底を取ってみよう!」
と無茶な考えをし、
新品の『ディノバ65MR』の大好きなSブラック/オレンジをチョイスしルアーを交換。
すると…
「ガンッ!」
しっかりアワセができ、今日は魚が乗った! 苦労の末の1本への第一声は、
「ヒットー!」
ではなく、
「うぉ〜っ!」
の雄叫びに自然となっていました。

それを見て駆け寄ってくださる松澤さん。
グングン引っ張られるPEラインにドラグが滑る。
「切られるか!?」
と耐え続けながら、格闘の末に上がってきたのはパンパンのレインボー。

大きさ、形は関係なく、
「結果を出せたー!」
という喜びを松澤さんと共感でき、幸せの撮影タイム。
諦めないでよかったと、自分なりに考えてきた事に喜びを感じていました。

さて、後から流した自分にやられてしまった、釣りの大先輩の松澤さん…
ここでただでは終わらないのが、自称・スプリーモ伊那支部。
続きは後日、松澤さんの『オーナーズパーティー!』でご確認ください。

釣り5.5年生、やっと今年のうきうきフィッシング、スタートかな?