リバロス ブレイドウィザード90H
スピニング9フィート3インチ・ヘビーアクション (スプーン用)
ボーラス90 Gレッド
メタルジグ 32g
セルテート3000
モアザン3012H
PEライン20ポンド&ナイロンリーダー20ポンド
ブレイドバー ブラック
ネットバンド グレー
コットンツイル・ロゴキャップ カーキ
栃木県 中禅寺湖(ちゅうぜんじこ)
2015年4月1日
午前10時30分
曇りときどき雨
6℃
2.6℃
アングラー:久保田和敏(くぼた かずとし) 山梨県笛吹市在住

2015年4月1日、湖の釣りが大好きな僕の大イベント・中禅寺湖解禁!

いつものお店で遊漁券を購入し話を聞くと、
平日にもかかわらず300人以上の釣り人が訪れているとのこと。
仕事を休んで来ている僕もその釣り人たちの1人なのだけど(笑)。

午前3時、有名なポイントにはすでに明かりがともり、
山側の遊歩道にはポイントに向かって急ぐライトが光っている。
皆それぞれの解禁を楽しむために寒さと闘う風景に懐かしさを感じた。

よくミラクルを引き起こす大食いの後輩と合流し、ポイントに入る。
午前5時、釣り開始の花火が鳴り、キャストの音が一斉に湖に響いた。
僕たちが入ったのは比較的浅いポイント。
何投かするが反応はない。

「浅いポイントはまだ早いのかな?」
と考えていると、右側のルアーの方にヒット。50cmぐらいのレイクトラウトのようだ。
左側のルアーの方にもヒットし、僕のルアーだけがスルーされている(笑)。

日が昇り辺りの景色も見えるようになってきたころ、
ブラウントラウトらしきライズが増えてきた。
『ロンズ9cm』のシャローエディション、
続いてシンキングペンシルをキャストするが反応がない。
ユスリカか何かがクラスター状態になったものを捕食しているようだ。

一斉に放たれたルアー、フライによってプレッシャーが掛かったと判断した僕は、
それまでのミノー、スプーン主体の釣りから、
ジグミノー、メタルジグの遠投の釣りにスイッチした。
ベイトがシャローに上がっていないこの時期、
浅いエリアのレイクトラウトはエサを探して表層を回遊しているか、
エビなどを食べるためにボトム付近にいると予想し、まずは表層から流していった。

徐々に棚を下げ、水深3mラインで激しくアクションを入れスイミングさせていると、
PEラインの先に違和感を覚え、
「ガツッ」
とアタリが出ると、ロッドを煽り追いアワセをいれた。
「ヒット!」
今季の初・中禅寺湖フィッシュだから大事に寄せると52cmのレイクをキャッチ。
久しぶりに出会えたレイク、国内ではここ中禅寺湖だけにすむ魚。

サイズアップを期待してキャスト再開。
表層での反応がないので、今度はボトム付近を『ボーラス90』で探る。
風もなく今にも泣き出しそうな空模様で、湖流も利いていない。
80m先の緩いブレイク(カケアガリ)までキャストし、
ボトムから2〜3mのラインをリフト&フォールで誘うと、引っ手繰るようなアタリ。
アワセる間もなくフッキングした。

「先ほどのレイクよりいいサイズだ!」
隣のフライの方に応援していただき、ランディングに成功したのは61cmのレイク。
「ありがとう」
と感謝してリリースした。

その後もアタリはあるのだけれど、フッキングには至らず。
明日は仕事があるため釣りを終了した。

この日、中禅寺湖の仲間が釣り上げたモンスターレイクトラウトは93cm。
ショアからのキャスティングであのサイズ… 凄すぎる。

さらなるモンスターと出会えることに期待し、今年も通いまくることになるだろう。