リバロス キャニオニック52L
プラスチック製シンキングミノー5cm
ルビアス2004H
PEライン12ポンド&フロロカーボンリーダー6ポンド
ブレイドバー ガンメタ
長野県 千曲川(ちくまがわ)上流域
2014年9月4日
午前6時50分
曇り
20℃
16.5℃
アングラー:坂谷内康明(さかやち やすあき) 長野県北佐久郡在住

「たかが尺、されど尺」
越えられない時は、こんなにも越えられないのか。
そういえば、年始に引いたおみくじは小吉だった。

楽しみにしていた盛期だったが、
支流はいいサイズが出ないし、
本流は河川工事の濁りが続いて思うように釣りができない。
やっと届いた『リバロス キャニオニック52L』は調子がいいのに…

仕切り直して夏の釣り。
バラシ、チョン喰い、チョン喰い、泣き尺、バラシ、チョン喰い…
バラ、チョン、チョン、泣き、バラ、チョン…
豆腐、ネギ、ネギ、白滝、えのき、豆腐、ネギ、えのき…
「肉を! 肉をくれ〜〜」

そしてもう秋、やっと出ました。
どうにか尺上、ギリギリ尺超え。
わずかに黒っぽさの出始めた細い魚体は、
尾ビレの紅も広がり秋の兆しが見える。

「たかが尺、されど尺」
小吉は、実は吉より上らしい。
「終わり良ければすべて良し」
この1尾が、熱い9月を指し示す吉兆たらんことを!