リバロス キャニオニック60L
バルサ製シンキングミノー5cm
シンキングディープミノー5cm
ステラC2500HGS
PEライン0.8号&ナイロンリーダー10ポンド
オリジナル・ハンドメイド
ブレイドバー ブロンズ
メッシュバック・ロゴキャップ ダークブラウン
中部地方 某渓流
2014年7月27日
午前7時30分〜午前12時
晴れのち曇り
18〜25℃
15℃
アングラー:植松 千英(うえまつ ちひで)長野県諏訪郡在住

やっと梅雨明けした長野県。
気温は30℃を軽く超え、低地の里川や本流釣りには厳しい高水温。
そんな状況を避けて、涼しい高原地帯を週末の釣り場に選択した。

ここは川幅が広く浅い場所が多いので、
5cmの軽量なミノーが繊細に操作できる6ftレングスのロッドがベストな選択になる。
そこで新登場の『リバロス キャニオニック60L』が活躍するだろうと思い、初投入した。

早朝の気温は18℃と肌寒いくらいなので、イワナも釣れるだろう。
何よりも、
「新しいロッド『リバロス キャニオニック60L』で釣りたい」
という気持ちが、今日は川へと向かわせている。

軽量な5cmのバルサ製ミノーを結び、キャストするとラインが抵抗もなく放出される。
腕力に頼ることなくキャストができて、小型のルアーが繊細に操作できる印象だ。
軽量なミノーの軽快な動きに魚たちが反応してよく追いかけてくるが、
今日はなかなかヒットしない状況。
最盛期を迎えると、釣り人からのプレッシャーで魚たちはかなりスレている。
派手なアクションでは口を使わない状況だから、
追わせてから極細かいシェイキングで食わせるイメージで釣る。
すると、ヒットが連発する。

『リバロス キャニオニック60L』の記念すべき第一号となり、
ロッド絞り込んだ魚は、26cmのアマゴだった。

その後は、この河川でのメインターゲットであるイワナ。
約20cmのイワナたちが次々とヒットして、10匹以上の釣果。

サイズアップを狙って大きな淵を狙うため、
軽量なミノーからシンキングディープミノー5cmに替え、ボトムなめるように引く。
集中して攻めると『リバロス キャニオニック60L』が大きく曲がった。
尺オーバーの感触だ!

グイグイと深場に突っ込んでいく強い引きに、
バットまで曲がっていなす安心感抜群のロッドでファイトを楽しむと、
尺を超える奇麗なイワナを手にすることができた。

軽量なガイドと細身のブランクの組み合わせは、6ftの長さを感じさせないので、
こうした広い渓流でも、ショートロッド感覚で使えてしまう。
これから出番が多くなりますね。
なによりも、魚を掛けたあとのやりとりにショートロッド並みのダイレクト感があり、
魚とのファイトタイムを楽しませてくれることが、
『リバロス キャニオニック60L』の大きな魅力ではないでしょうか。

渓流でも、いろいろなシチュエーションに合わせてロッドを使い分けることで、
楽しさや釣果が増し、戦略的でゲーム性の高い釣りが可能になる。
『リバロス キャニオニック』シリーズのバリエーションが、
さらに増えることに期待したいですね。