ディノバ65MR(ミディアムランナー)
Gグリーン/オレンジ(ノースカラー)
バイオマスターC3000
PEライン11ポンド&ナイロンリーダー14ポンド
ブレイドバー ブロンズ
ネットバンド ブラック
長野県 犀川(さいがわ)水系某支流
2014年3月9日
午前12時42分
晴れ
4℃
未計測
アングラー:宮澤 万之(みやざわ かずひで) 長野県松本市在住

大雪が降った2月に雪で滑って転倒して、
肩と鎖骨にケガをしてしまい、しばらく釣りには行けない日が続いた。
そんな暮らしのまま3週間ほどたつとケガも良くなってきたので、
リハビリがてら奈良井川(ならいがわ)へ。

冬の間の工事で川はほとんど平らに埋められてしまい、
期待できそうな場所は、昨春に61cmのブラウントラウトが釣れた所くらいしかない。
慎重に誘いをかけると早速魚がヒットしたが、鱒ではなく大きなニゴイ。
やりとりで場所を荒らしてしまったので下流まで移動したが、
支流からの濁りが強いために釣りは諦め、この日は終了した。

翌日は犀川水系ではあまり知られていない、とある支流で釣りを開始。
対岸は深く掘れ、そこに木の枝が倒れ込み、魚が隠れていそう。
そのいかにもといった場所へ、
いつもの『ディノバ65MR』のGグリーン/オレンジを投げ、
川底をとったら跳ね上げて、リトリーブしながら回収していく。

ピックアップ寸前に、ブッシュの中から鱒らしき大きな魚が追いかけきた。
チェイスだ!

もう1度対岸近くに打ち込み、カケアガリ付近でゆっくり誘うと、
また追いかけてきて今度は『ディノバ』をパクリ!
魚体の反転を確認すると同時にアワセを入れ、
一気にリールを巻いてカバーから引き離そうとしたが、
ドラグ音が鳴りやまず、そのままPEラインが引き出されていく。
大きな魚は一気にカバーの中へ入っていく。

ピンチ…
PEラインを張ったまましばらく次の動きを待ち、
カバーから出てきたところで距離を詰め、少しずつ寄せにかかる。
対岸の深場以外は浅い地形のため、
ランディングネットを使わず浅瀬に上陸させ、なんとかキャッチに成功。

サイズは60cmのブラウントラウトで、幅が太く、顔のかっこいい1匹でした。

今年も60cmクラスのブラウンくんを釣ることができ、
ようやくこれから2014年の大鱒ゲームがスタートといった感じでしょうか。

ケガが完全に治るまではしばらく無理をせず、この支流を開拓しながら、
また『ディノバ』で大きな鱒たちと出会えることに期待したい。