リバロス ブレイドウィザード86MH
ディノバ80MR(ミディアムランナー) Sブルー/ピンク
ステラ4000XG
PEライン20ポンド&ナイロンリーダー20ポンド
長野県 犀川(さいがわ)
2013年5月26日
午前6時00分
晴れ
未計測
15℃
アングラー:池田 勇介(いけだ ゆうすけ)長野県諏訪郡在住

今シーズは『リバロス ブレイドウィザード』の76MLと86MHをそろえ、
万全の態勢でスタートしたのですが、家庭の事情が重なり、
なかなか釣りに行けない日々を過ごしていました。
そんななか時間を作ることができ、久々に犀川へ行くこととなりました。

向かったポイントは前回4月の釣行で、
デカイ何かを姿を目にすることなくバラした場所。
4時過ぎにポイントに着いたのですが、すでに車が… 人気河川の宿命です…
仕方なく別のポイントに入り釣り開始。

5月も終わりということもあり、瀬を中心に攻めてランガンする作戦。
このポイントは流心が対岸寄りを通り、
その向こう側に大岩が数多く沈んでいる地形。
『ディノバ80MR』を流心の向こうに落として、軽く竿先でアクションさせながら沈ませ、
流心に引っ張られる前に川底を取り、
ゆっくりボトムトレースすることを意識して釣り下っていきます。

釣り始めてから20mくらい下った辺り、『ディノバ80MR』が流心を抜けた時、ヒット!
それと共にジャンプ!
強い引きを見せてくれたのは50cm弱のニジマス。

川に戻っていく姿を見届けて釣り再開。

太く速い瀬の流れが徐々に広がり、深瀬へと変わりつつある所まで来て、
「もう20mも下ったら移動するか」
と思い始めていた時でした。
対岸の大岩が沈んでいるであろう辺りへキャスト。
狙った所へ着水。
糸フケを取り、アクションを入れながらフォール開始。
「ドスン!」
その間、着水から3〜4秒のことだったと思います。

ヒットしてすぐに大型と確信するも、引きからして、
「ブラウンか? それともバス?」
などと思いながら、無理をしないように魚に合わせて川を下っていきます。
数回のダッシュをいなし、無事にランディングしたのは、
顔つき、色、模様、そしてプロポーションと完璧な魚体のブラウントラウト。

しばらく見とれてしまいました。

トルクフルで、大きな魚を掛けた時はベリーからよく曲がり、バラさない。

PEラインとの相性を突き詰めたロッド『リバロス ブレイドウィザード』、
この竿のポテンシャルを、少しだけ垣間見た気がいたしました。