リバロス ブレイドウィザード86MH
リバロス ブレイドウィザード70L
ディノバ 80ミディアムランナー Sライム/オレンジフレーク
カーディフ3000HG
バンキッシュC3000HG
PEライン1.5号&フロロカーボンリーダー16ポンド
PEライン1号&フロロカーボンリーダー13ポンド
(フライフィッシング用ティペット0X)
ブレイドバー シルバー
長野県 犀川(さいがわ)&天竜川(てんりゅうがわ)
2013年2月11日&3月23日
2月11日 AM10:30
3月23日 AM12:45&PM2:30
2月11日 吹雪 / 3月23日 薄曇り
2月11日 0℃ / 3月23日 16℃
2月11日 6℃ / 3月23日 未計測
アングラー:植田 学(うえだ まなぶ) 長野県上伊那郡在住

昨年の冬、“Mr.Supremo”の関さんに犀川をご案内いただいた時から、
犀川の素晴らしさに魅せられていました。
その時、関さんにお貸しいただいたのは『リバロス ブレイドウィザード86MH』。
その使い勝手の良さにまた魅せられていました。

楽しい釣りが終わり関さんとお別れの際に、
当日ご一緒いただいた山本さん
(長野県伊那市のプロショップ「アングラーズパラダイス」代表)から、
「一言何かあるんじゃない…?」と問われ、
「あっ、これ買います!」と即答しちゃった一言。

それからしばらく手持ちのロッドで犀川通いをし、
待ちに待った今年2月、『リバロス ブレイドウィザード86MH』到着!
2月11日、天候が荒れると分かっている犀川に出陣。

半分吹雪のなか、43cmのニジマスで新しい愛竿に入魂成功。

しかしとにかく寒い。
でもあと5日で、これまた待ちに待っている地元・天竜川の解禁だ。
が、この後。
長野県でも最近では異例の大雪と、その雪掻きで、
天竜川解禁直前の2月14日にインフルエンザを発症。
そのためあえなく1週間の監禁生活。
解禁ラッシュに乗り遅れてしまいました。

その遅れを取り戻すべく、週末は釣り人に変身するここ最近の生活。
私用の都合や天候になかなか恵まれないなか、
なんとか少しでも時間を作り、せっせと天竜川に出向くも釣果はない。
やっとのことで最近出た魚は2回ともバラし…
「何がおかしいんだろう?」
と悩みが悩みを生むなか、山本さんから、
「天竜はそんなに甘くないよ、
でもバラしているなら魚は来ているし、もう少しで結果が出るよ!」
と、地元では鱒神様と言われるほどの方から、助言をもらっていました。

そして今日3月23日も5時起床、5時半には天竜川に入り、
「あーあ、今日も駄目か?」
と諦めながらも神の声を信じ、悩んでいないで基本に戻ろうと腹を決める。
リーダーを付け直し。買っただけで使ったことのなかったフックシャープナーで、
「バラしはもうごめん」
ときっちりフックを磨ぎ、午後の部を午前と違う3つ目のポイントでスタート。

朝6時に川虫をお採りになっていた時に出会った県外のエサ釣りの方々が、
ちょうど目当てのポイントから上がってこられる。
先行者の後、駄目もとでキャスト開始。
ここは前々回バラした所、魚はいるはず。
諦めず丹念に釣り下っていくと、
「おっ! 出たー!」
絶対バラしたくないと一気にリールを巻くと、
天竜川の春の楽しみ、イワナでした。

大きな安堵の息をつくと、今度はバラしの恐怖感が、
「お、行けるかも?」
の気持ちに変化。
「ここで釣れたと言うことは? 同じ条件で、もっと大物がいるあそこなら…」

今期の河川工事で、
天竜川のその辺りは濁りがあるものと決め付けてきたところ、
予想外に水は奇麗、そして多少増水気味。
ここぞと感じる場所を丹念に探ると、
「ドシン!」
出てくれました。

『リバロス ブレイドウィザード70L』のパワーを存分に楽しめる強力な引き。
先ほどよりも多少気持ちの焦りは減っているものの、とにかく重い。
長期戦だと走られてしまう!
『リバロス ブレイドウィザード70L』を信じ、最後はこれまた一気に引き寄せたら、
水源の諏訪湖から落ちてきたワカサギを食べ過ぎであろう?
なんとも体高が膨れに膨れたレインボー。

釣り3年生には「初心が大切」ということを改めて身をもって感じながら、
天竜川の新しい年の始まりをやっと迎えられました。

さて、今年は何が起こるのか!
これだから、諸先輩方がのめり込む「釣り」なんですね。