ロンズ スローシンキング9cm Gウグイ
ツインパワーC3000HG
PEライン22.6ポンド&ナイロンリーダー20ポンド
ブレイドバー ブロンズ
ネットバンド ブラック
長野県 犀川(さいがわ)
2013年3月15日
PM2:44
晴れ
12℃
7℃
アングラー:宮澤 万之(みやざわ かずひで) 長野県松本市在住

3月14日の夜、
北海道から“STEW(シチュー)熊澤”さんが犀川に来たお祝いに、
春のサフォークパーティー(黒毛和羊のステーキ焼き肉)が開かれた。
流域の信州犀川交流センターで、スプリーモの関さんや、
犀川へ大鱒を狙いに通っている大先輩達と久々に会うことができた。

“STEW(シチュー)熊澤”さんの北海道の鱒釣りの話や、
自分たちの地元・犀川の話などで盛り上がり、
楽しく貴重な時間を過ごすことができた。

翌日は各自好きな場所へ散って釣りに専念。
自分も気になっている場所を目指す。
2日ほど前に雨が降ったため、川は少し増水して水も濁っているが、
釣りにならないほどではなさそう。

一つ目の場所を昼過ぎくらいまで釣り下ったが、無反応なので移動。
次に向かった先は2週連続でアタリがあったがバラし続けている場所で、
魚は確実にいると分かっているポイント。
「今日こそは決着をつけてやろうじゃないか」

午後になってから、川の濁りは少し良くなっているから、
『ロンズ スローシンキング9cm』のウグイカラーに換え、
対岸の流心にフルキャストしてドリフトさせながら沈めていく。

前回、前々回にアタリがあった場所まで『ロンズ』を送り込み、
スローにアクションを入れて漂わせていると、
ルアーの泳ぐ感触が軽くなり、ググーッと押さえ込まれる。
すぐにフッキングを入れ、何回か追いアワセを追加すると、
魚がドラグを鳴らして走りだし、上に行ったり下に行ったりして暴れている。

対岸寄りでヒットしたため、寄せるまでバレないように慎重に距離を詰めていく。
取り込み寸前で何回か走られたが、無事ランディングに成功。

魚の正体は顔の鋭い49cmのブラウントラウト。

少し痩せ気味だったけど、
ニジマスかと思うようないいファイトをしてくれました。

犀川殖産漁協エリアの大鱒は、
毎週通っても釣れるほどは甘くないけれど、
月に1匹でも手にできれば十分に満足できる鱒たちだと思います。

こらからもっと釣れだす4月、5月の犀川通いが、今から楽しみだ。