リバロス ブレイドウィザード76ML
スプーン 18g
ステラ3000
PEライン1.2号&ナイロンリーダー12ポンド
新作・オリジナルバッグ(自作)
岐阜県 庄川水系
2012年6月24日
AM5:30
晴れ
未計測
15℃
アングラー:小川 浩(おがわ ひろし) 愛知県小牧市在住

久しぶりの山間部。
6月23日(土)、レインボー狙いで東海北陸自動車道を北上した。
九頭竜川(くずりゅうがわ)のサクラマスが終わり、今年初のレインボー釣行となる。

久しぶりのレインボー狙いだか、未だポイントが決まらず、
とりあえず『リバロス ブレイドウィザード86MH』と、
『リバロス ブレイドウィザード76ML』をロッドホルダーにセットし山間部に向かった。

去年、実績のあったポイントに夕方5時30分に到着し、
迷わず『リバロス ブレイドウィザード76ML』をロッドホルダーから外す。
この川で初めて使う『リバロス76ML』。久しぶりに振ると実に軽い。
最近サクラマスで『リバロス86MH』しか使っていなかった。

ポイント的には8フィートクラスのロッドで広く攻めたいところだが、
信頼できる『リバロス76ML』を選択する。
夕まずめに期待して来てみたが、活性が無くあえなく撃沈、明日の朝に再び勝負だ。

いつもの寝所に移動し温泉、独り宴会。いつものパターン。
翌朝4時起床。慌てて宴会場を片付けて現場に急行。
昨日の夕方より水量が増え、押しも強さを増していて、いい感じ!
動物的本能なのか? 出そうな気がする。

車に戻り『リバロス ブレイドウィザード76ML』を取り、スプーンをセットする。
このポイントはスプーンに実績があるため、
迷わず13gから流し始めるが押しが強く、18gに替え再び流れの筋にキャスト。
しばらくして、何かが触った!
明らかに魚のアタリだが、残念なことにハリ掛かりせず。
やはりあの流れの流心に何かがいる。

緊張する瞬間…

少し間を取り、スプーンをチェンジ、再び流れの筋へキャスト。
狙った所に入った瞬間、強烈なアタリ。
『リバロス ブレイドウィザード76ML』がいきなりバットから押さえ込まれる。
このロッドでここまで押さえ込まれるのは初めてである。
『リバロス ブレイドウィザード76ML』はバットから曲がり、
その素晴らしいバットパワーは全開、ドラグも鳴りやまず、
モンスターらしきやつはヘッドシェィクの連続で、「超!」が付くほど強烈だ。

大イワナか?
いやいや、以前釣ったイワナとは歴然とパワーが違う。
ヒットしてから数分たっても流心から出てこないし、まだ続くヘッドシェィク。
流石にコイツはレインボーと確信。
これほど暴力的な、モンスターなやつは初めてだ。
相変わらず流心から出ないやつに右手の筋肉が悲鳴を上げだした。
たまらずグリップエンドを肘にあて応戦を開始する。
流心から何度となく出すが、再び流れの中へ。凄まじいパワーに圧倒される。

どれだけ時間が経過したのだろうか?
早く見たい… 焦る…
でもやつは20mぐらい先の流心にへばり付いて出てこない。
「マジ凄い」

戦法を替え、パワー対決を強行する。
ドラグをさらに締め、後ずさりで浅瀬へ強引に引き出す戦法。
ラインシステム、オリジナルフック的には問題は無いと思うが、口切れだけが心配だ。
攻撃開始。
『リバロス ブレイドウィザード76ML』を高く上げ、
後ずさり戦法で強引に流心から引き出し、何度目かに成功する。
やっと魚体が確認できる距離に来た…

近くまで引き寄せて、あぜんとした。
凄まじいレインボー、見たことないぞこんなやつ。
手が震えるが、何とかランディングに成功した。
「デカイ」「幅広」「ピンヒレ」の実に美しいレインボー!

いやいや参りました、
コイツのパワーは『超! 暴力的』で、右手を筋肉痛にされた(うれしい悲鳴)。

コイツも凄いが『リバロス ブレイドウィザード76ML』のパワーも凄い、
このサイズでも問題ないことが実証できた。素晴らしいロッドだ。

今回、『プラウ75SL』は車の中に忘れてしまった。
ふさわしいサイズのレインボーなのに、とても残念である。