リバロス ブレイドウィザード86MH
ロンズ ファーストシンキング9cm Sアユ
NEWステラ4000XG
PEライン20ポンド&ナイロンリーダー20ポンド
プラウ90SL
ブレイドバー ブロンズ
長野県 犀川
2011年1月3日
PM2:30
快晴
7℃
6℃
アングラー:植松千英(うえまつ ちひで) 長野県諏訪郡在住

2011年1月。新年を迎え、寒いとはいえ快晴の日が続き、
日中は少し暖かな1月3日、超クリアな水質の真冬の犀川初釣行。

思い返せば、昨年の犀川は例年になく私は不調で、
なかなか鱒達の顔を見ることができず、苦戦してきた。
しかしそんなことも忘れ、新たな気持ちで河原に立ち、『ロンズ』をフルキャストしながら瀬から下流に広がる広大なプールへ釣り下る。

真冬の犀川、生命反応は今のところ無しだ!!

徐々に水深が深くなり、
『ロンズ ファーストシンキング9cm(Sアユ)』を潜行させるのに、時間と距離が必要となる。
無駄なラインスラッグを取りながら、ラインを下流へ送り込むことを数回繰り返す、
低層を意識したダウンクロスの釣り。

目標のディープレンジに『ロンズ』が潜行し、リトリーブに入ろうとした時、
一瞬ラインが止まり、重さを感じた。

軽くロッドをあおると、その直後、
ロッドに「グネグネ」と暴れる魚の振動がPEラインを通して伝わってくる。

いつになく『リバロス ブレイドウィザード86MH』のティップが重たいことに気付き、
その感触は良型のブラウントラウトを連想させた。

「やったぁ!!」…鱒のヒットだ。

流心から鱒を無理なく引き離して、観念させるのに数分。
ランディングネット『プラウ90SL』に収まった鱒は57.5cmのブラウントラウト。

60cmには惜しくも届かなかったが、
魚体の色、尾びれの大きさ、顔つきは、犀川らしい野性味溢れるパーフェクトな鱒で、
釣りあげた満足感は、格別なものだった。

これで今年も、本流での鱒釣りはやめられそうにありません…(笑)